活動報告

学習会

【共同開催】食や動物倫理について考えるトークイベントをASの方々と共同開催しました!

みなさん、こんにちは! ヤンググリーンズジャパンです。

本日、7/10(土)にAS(@animotethics)の方々とトークイベントを共同開催しました。「緑の食卓から動物倫理の実践へ」と題して、食と環境問題がどのように結びついているか、あるいは動物倫理とは何かをASの方々に本当にわかりやすく説明していただきました。改めてこの場でお礼をしたいと思います。ありがとうございました。

イベントの詳細については以下のページで紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

【オンラインイベント】「緑の食卓から動物倫理の実践へ」を実施します!

今回一緒にイベントを開催してくれたASの紹介

ASは「動物と倫理と哲学のメディア」の略で、学問と実践を結び、人と動物の豊かな関係を目指すユースの団体です!菜食のお店、実践に役立つ学術書の紹介など動物倫理に関わる様々な情報を発信してゆきます。
京都大学の学生を中心に、社会人も含めた全国各地の若者が活動中だそうです。

本当にメンバー一人一人が素晴らしい方ばかりでした。今後のさらなるご活躍を期待しております!

学習会の内容

肝心の学習会の内容ですが、今回は15分 ✖️ 2コマでASの方々に講師を務めていただきました(おんぶに抱っこですみません・・・)。

最初ASの代表を務める黒瀬さんから「食で緑を守ろう」というテーマで、私たちの日々の食事と環境問題がどのようにつながっているか、また我々の一般的だと思われる食事がいかに地球環境の破壊や生物を絶滅につなげているかをプレゼンしていただきました。

休憩を少しはさみ、次に同じくASの相田さんから「動物倫理って何?」というお題目で基礎の基礎から動物倫理について解説していただきました。動物倫理は倫理学の1種で、ベンサムが源流にある功利主義やカントが源流にある義務論を踏まえてどのように動物に対して権利や正義を考えていくかという話は、動物倫理という用語を初めて聞く参加者には大きな衝撃を与えたようです。

最後にお二人のプレゼンを踏まえた上で参加者全員でディスカッションを行いました。環境問題や動物の権利を意識してヴィーガンを実践している、大学院でヴィーガンの研究をしている、動物の権利を政策として反映させたいなどすごく積極的な意見があった一方で、ヴィーガンに対するアンチに悩まされている、もっと脱肉食を訴えたいが引かれることを恐れて言い出せないもどかしさがある、海外、特に欧米のようにベジタリアンやヴィーガンを積極的に訴える社会運動が日本で全然盛り上がっていないという今の現実からどのように動物倫理や権利を訴えていくのかと難しさも感じる意見も多く出ました。

以上、ASとのトークイベントについての活動報告でした! 未だかつて無いほどイベント中も議論が白熱し、イベント後のお話も2時間の延長戦が起きるくらい盛り上がりました。またぜひASの方々とイベントを実施したいと思います!

今後ともよろしくお願いします!

 

PAGE TOP